柳津町を知ったのは、国道252号を喜多方にむけて北上しているときに見えた、山の絶壁の上に建てられた寺を見たときだ。
あそこに行きたいと思って、柳津の町に初めて行ったのは2016年の4月だった。
福満虚空蔵菩薩圓蔵寺
日本三大虚空蔵尊のひとつである。といっても、建物に興味はあっても宗教には詳しくないので虚空蔵尊がそもそもどのような対象なのかは知らない。
今調べた範囲では虚空蔵なので虚空蔵菩薩が本尊なのかと思ったら、Wikipediaには円蔵寺の本尊は釈迦如来と書いてある。さらに分からない。
牛
円蔵寺を再建した際に赤毛の牛が材木を運んだそうだ。赤べこ伝説というらしい。なので境内に牛の像があってさわるとご利益があるようで、触られた場所がはっきりわかる。
奥之院弁天堂
円蔵寺のなかにありそうなものだが、すこし離れたところにある。
円蔵寺の裏手からいくと分かりづらいので、いったん出てスーパーあまのの左手の道を進んだほうが見つけやすい。
本堂と比較して小さく簡素。室町時代のものなので細部までしっかり見たほうがいい。
只見川
只見川はどこから見ても美しいが、町並みと一緒に見られるのはここくらいではないだろうか。
材木をここまで運んだ牛もすごい。
ビューポイント
円蔵寺はやはり少しはなれて全体をみたほうが綺麗だと思う。
国道252号の柳津橋と瑞光寺橋(両方とも赤い橋なのですぐ分かる)の間に駐車場があるので、そこに車をとめて瑞光寺橋(只見よりの橋)から見るか、駐車場から山を登ると公園があるのでそこからも見ることができる。
温泉
円蔵寺の入口にある二つの旅館か丘のうえのつきみが丘町民センターで入浴できる。
つきみが丘町民センター
300円。施設の入口から温泉まで離れているので置いてあるスリッパをはいていったほうがよい。
温泉の入口にある最初のロッカーは靴用なので間違わないようにしたい。
あづまや
650円。円蔵寺の入口にある旅館。 女将さんがとても丁寧なので心地よい。浴槽は小ぶりでも源泉そのままが味わえるのでおすすめ。
食事
食事は円蔵寺をおりたところに食堂が2件、パン屋が1件ある。
すずや食堂
昼時(11:00 - 12:00)しか営業していないので、タイミングを合わせないとなかなか行けない。 ソースかつ丼を推しているらしい。
ぱん工房 あかべこ
以前は黒にんにくパンとかかなり攻めたパンを作っていたが、今は丸くなったのか「えっ」と思うようなパンはなくなった。
電子マネー(すくなくともnanacoはあった)が使える。
朝早くから16時までやっているので、昼時を外したときに重宝する。
ジヌよさらば
「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」という映画をご存じだろうか。松田龍平、阿部サダヲ、松たか子と豪華なキャストである。
自分は柳津に来るまで、この映画のことは知らなかった。スーパーの前に宣伝の看板が立っていてそれで知った。当時はamazonのprimeビデオの対象で、ダウンロードして旅行の際によく見たものだ。その後primeビデオから外されて、Netflixには残っていたけれどついにNetflixからも外されてしまった。
amazonのレンタルもしくは購入で見られるので、ぜひ見てください。
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スーパーあまの
映画の村長の家。映画そのままに存在する。
ほでなす号
村のバス。つきみが丘町民センターにおいてある。
2016年の写真なのでいまもあるかどうかは不明。
無料駐車場
円蔵寺の入口にある川沿いの駐車場は有料である。
柳津を回るための無料の駐車場はいくつかある。
JR柳津駅
本来は駅利用のための駐車場なのだろうけど、町営と書いてあるので。
中心から少し離れているものの、中心まで町を散策できる。駅にはSLも置いてあるし、中心までの道沿いに「あわまんじゅう」の店が3軒くらいある。
きよひめ公園の向かい
国道252号から西にいったんおりて県道151号(山都柳津線)で只見川を渡ったところに4台くらいとめられる駐車場がある。
橋が1車線しかないけれど、車はめったに来ない。
円蔵寺から自分の車が見えるのでうれしい。
円蔵寺駐車場
JR柳津駅から町のほうに下っていくと左手に駐車場の案内がある。使ったことはないけれど無料らしい。大型車も止められるようなので広いのだろう。
柳津商店街 無料駐車場
きよひめ公園の向かいがもしいっぱいだったら、そのまま真っ直ぐ進んでいくと左手にある。
商店街といってもなにもないような気がする。