【東北百名山】七ヶ岳 8月 たかつえ登山口

山の日に登山

8月の連休の中日に奥会津の七ヶ岳に登った。夏の連休なので山好きの人はアルプスとかの高い山に行くだろうし、ここ数回の登山では熱中症気味であったので、最近購入した経口補水液を試してみたかったというのもある。

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たかつえ登山口

会津アストリアロッジの前の大駐車場に車をとめる。

アストリアロッジ 駐車場

関東市街の日中気温が35度くらいあってもここまでくると夜間は20度を下回るくらいなので涼しい。20度を超えてくると車中泊は厳しくなってくるので、ここなら問題ないだろう。

駐車場からアストリアホテルのほうに歩いていくと「七ヶ岳登山口」の案内板と登山者カード回収ボックスがある。

たかつえ登山口 案内板 登山カード回収ボックス

「七ヶ岳登山口」の案内板はあれど、ここからはスキー場の管理用作業道を延々と登り登山道というよりハイキングという感じである。横幅があるのでグループで来ると話しながら登れるので楽しいだろう。距離も往復11キロくらいなので、トレイルランニングにもいいかもしれない。
ただ作業道といっても林道ほど整備されておらず、それなりの急坂があったり礫地であったりするので滑って登りづらかったりもする。帰りに作業車のトラックとすれ違ったとき、車がかなり跳ねていたので作業車といえども大変なのだろう。

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本当の登山口

作業道を距離にしてだいたい4キロ、1時間10分くらい歩くと再度「七ヶ岳登山口」の案内板がある。ここからようやく登山道になる。
左(写真の後方)には作業道が続いていて、高倉山の山頂まで行けるようだ。

七ヶ岳 登山口

ここから登山道らしく視界がきかない道を登っていく。 5分ほどあるくと尾根に出て東側の山々の見える。このルートは木々の下を歩くのはごく一部で常に視界がひらけている。

七ヶ岳

雲海がすごい。早起きは得だ。
前日の夕方に雨が降っていたようなのでその影響だろうか。かなりの高度のようにも感じるが1,500メートルくらいである。

朝日を浴びながら頂上めざして登り続ける。登山道は低木に囲まれていて、昨日の雨か夜露かで全身がずぶ濡れになる。しばらくすると高倉山が見えてきた。

高倉山の頂上にはマイクロ波のアンテナがあった・・。

高倉山

頂上へ

高倉山へは分岐してすぐそこだけれど、道が藪に覆われていてこれ以上濡れたくないので断念。そのまま七ヶ岳へ進む。
一旦くだって登ると七ヶ岳の頂上である。所要時間は1時間48分だった。

七ヶ岳 頂上 f:id:misatospring:20190812184300j:plain

07:14に撮った上の写真では雲海もなくなりつつある。はかないものである。

山頂で30分弱休憩して下山。真夏の日光にさらされながらゲレンデを下りていく。
時間が早いからか、行き、帰りとも誰にも会わなかった。黒森沢ルートだと沢登りになるそうなので、夏は黒森沢が人気なのだろうか。沢登りは経験がないが、いつか行きたいと思う。

七ヶ岳ゲレンデ

08:47に無事下山完了。
平均移動速度は上りが3.8kmで下りが4.0kmであまり変わらなかった。 最近は上りと下りの時間差があまりなくなってきた。年齢とともに筋力も衰えてきたということだろうか。

経口補水液は効いたのか

頂上で経口補水液を作って飲んでみた。

まずい・・。

スポーツドリンクの甘さに塩がきいたような味で、身体中が塩まみれになったような気がする。
大量に汗をかいている登山でもまずいと感じるのに、健康体で日常飲む人がいるらしい。どのような味覚をしているのか一度聞いてみたい。
味はさておき効果があったかといえば、下りで暑くて息があがるという感じは今回なかった。 ただ

  • 早朝で気温がそれほど上がらなかった
  • ゲレンデで風通しがよかった
  • 往復4時間足らずで運動量は少ない

という点で厳しい環境ではなかったので、今後も検証を続けたいと思う。

下山後の温泉

アストリアホテルの横に「白樺の湯」という温泉がある。アストリアロッジ前の駐車場からも歩いていける距離で、汗だくのまま車に乗らなくて済むのはうれしい。

白樺の湯

カランが8つくらいあって銭湯のように利用するならばよいかも。内風呂と露天がある。
まだ9時すぎなのに髪や垢がういていたり、温泉としての再訪はないなぁ。
奥会津にはよい温泉がたくさんあるので、ここで汗をながして別の温泉でゆっくりすることをお勧めします。