RTCM3 メッセージタイプ

本題のGNSSデータ

NtripのRequest/Response、RTCM3フォーマットの解析まできてようやくGNSSデータにたどり着きます。

RTCM3のデータ部分は最初の12bitsがメッセージタイプとなり、メッセージタイプの一覧は以下のページで参照できます。

メッセージのフォーマットはメッセージタイプごとに違い、このフォーマットを参照するためには公式ドキュメントを購入するしかありません。

"RTCM 10403.3, Differential GNSS (Global Navigation Satellite Systems) Services - Version 3 (October 7, 2016)"にフォーマット詳細が記載されていますが、RFCの世界から来た人間にとっては驚くべき高額です。
有償で普及するとも思えないのですが、そもそも団体の設立の経緯からして違うのかもしれません(よく知りません)。

どうすればよいのか

決済プロセスが面倒なエンジニアはここで断念するか、ネットに活路を見出すしかありません。 ありがたいことにGNSSの世界でデファクトとなっているクライアントソフト RTKLIB はソースコードが公開されているので、ここからメッセージフォーマットを読み取ることが可能です。

とは言ってももっと簡単に知りたいというのがエンジニアの理論なので、一部フォーマットについては改めて紹介したいと思います。