湯治宿、自炊宿であったら便利なもの

安宿に持参すべきアイテム

旅行のときには、自炊できる湯治宿のような安宿に泊まることが多い。 旅館やホテルと同じ備品があるつもりで行くと思わぬ物が無くて困ることがあるので、参考として書き留めておきたい。

必須アイテム

野宿、キャンプ、旅館泊どのような形態であれ、無いと始まらない物。
私は

  • タオルと洗面用具はお風呂セット
  • ティッシュ、充電機器、サングラスは宿泊セット

として、それぞれひとまとめにして常備している。

ティッシュ

置いていないところは多い。特に安宿ならばまず無い。最初にあたる壁である、「ティッシュないのかよ・・」と。
ペーパータオルのような厚手のものを持っていくと台を拭いたり、調理時の水気を取るなど多用途に利用できる。
もちろん鼻炎の人などは機能より柔らかさを優先すべきである。

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タオル

温泉があるならタオルを置いていそうなものだが、湯治宿には置いていないところが多い。
強酸性の温泉で使っているとだんだん薄くなって破けてくるし、有色の温泉であれば染まっ てくるので高級なものを使う必要はない。年賀タオルを2枚持っていけば足りる。
現地でタオルを買ったり有料で借りたりすると安宿に泊まっている意味がなくなってしまう。

洗面用具

石鹸やシャンプー、歯磨きなど。 温泉の油落とし効果で満足できる漢ならば石鹸類はいらないかも。でも旅行用の小さなセッ トも売っているので持っていきましょう。

室内着

浴衣も置いていない。あったとしても薄くてペラペラなので着崩れる。あの薄い浴衣をきれ いに着こなしている人を見たことが無い。第一冬場なら寒いだろう?
湯治宿はたいてい洗面所が部屋にはなく、浴場へ行ったり、調理したりで部屋から出ることは多いので、他人に見られて問題ない程度の室内着を持参すべき。
(おしゃれめな)ジャージが便利だ。

あったほうが便利なもの

冬は車で雪道の運転ができないので、荷物を担いで電車で移動している。 荷物は制限したいし、無くてもなんとかなってしまうのだけれど、結局持参している物たち。サンダルは持って行かないかな。
車だと制限がないのであらゆる可能性を考えて大量の荷物で行く。なんなら鍋(コッヘル) やバーナーまで持っていく。湯沸かしのない旅館でお茶を飲んだりするのに重宝している。 が、これは特殊すぎるだろう。

自炊するならば持っていこう。食器と一緒に箸もおいてあるけれど、結構な頻度でカビで黒くなったりしている。熱湯なりで消毒すれば解決するが気持ちの問題である。そもそもmy箸を持って行ったところで重量はほとんど変わらない。
私は、箸、スプーン、コルク抜き付きナイフの3つを布製箸入れに入れて、キャンプであれ旅館泊であれ持参している。 箸は割り箸を使っていたが、捨てるのが面倒になってチタン製に変えた。

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コップ

陶器の湯のみは置いてあるのだけれど、湯のみではお茶が冷めるのが早い。特に冬場。
二重構造のマグカップであれば 冷めるのも遅いし、暑いときでも結露を防ぐことができる。

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3口コンセント

部屋の備品(冷蔵庫、テレビ、ファンヒーター等)にコンセントを取られて、空きが無い可能性がある。スマートフォン、タブレットを多用する人にはコンセントがないと困る。こんなときに3口コンセントがあると便利である。携帯性を考えると一体型だが、設置場所が狭く活用できないケースがあるので、ケーブルで延長できるタイプのほうが便利である。長さは1mあれば十分だ。
当然USB充電器やUSBケーブルは別に用意しておくこと。

洗剤、物干しロープ

連泊するときの話。旅行で一番多い荷物は衣服なので、持っていく衣服は減らしたい。そうすると現地で洗濯せざるを得ない。
洗濯機はあれど洗剤がなかったり、干すスペースがなかったりする。特に洗剤は用意しておこう。
洗濯機がない場合は?水と洗剤があればなんとかなる!

サンダル

外に出るたびに靴をはいていられない。館内から一切でないと決めている人でなければ出無精も防げる。
私は郵便局に行ったり、つまみを調達しに行ったり無駄にふらふらしているので、サンダルは欠かせない。暖かい時期はそもそもサンダルで来たりしている。

保冷缶ホルダー

ビールや缶チューハイ等の冷えた状態をかなり維持できるので、お酒を好む人には非常に便利。
あまりお勧めできることではないが、深夜の温泉を独占できる時間帯に、これにビールをつめて温泉にはいりながら飲むと至極快適である。浴場の室温でも温くならない。ただ、見知らぬ人が公共の場で飲酒しているのは不快に違いないので、人が来たら直ちに出られる体制、意識をたもっておく必要はある。

そこまでして安宿に泊まる必要があるのか

リストにしながら思うことは、一定レベルの旅館やホテルなら必要ないものばかりだということだ。
持参品の準備をしたりすることが面倒な人はおそらく安宿に泊まっても不快だろうし、ある程度コスト(といっても1,000円程度の差)をかけてもう少し高級な宿に泊まったほうが楽しめると思う。
安宿をあえて選ぶ物好きな人は、経験を重ねるにつれ荷物も洗練されてくると思うので、自分なりの必須リストを作成してみてください。