HP Chromebook x360 14と使用備品

普段はwindowsのデスクトップPCを使っていますが、windowsだとインストールしてあるゲームをやったりして集中できないことが多く、またデスクトップ故に作業場所が固定されてしまうため、ノートブックそれもChromebookを購入することにしました。

chromebook

Chromebookが何なのかはここで書くまでもないと思いますが、購入にあたってはブラウジングとテキスト編集が主なので安価なものでよかったのです。また最近のchromebookは教育現場で落としたり、水をこぼす可能性を考慮してミルスペック準拠のものが多く発売されています。ただ自分の使用では外に持ち出すのは2泊以上の旅行だけで基本的に外に持ち出すことはなく、ミルスペックも不要です(あるに越したことはない)。

検討にあたり気にしたことは、Chrome OSの更新期限でした。Chrome OSの更新期限は製品発売から6年半となっているため、発売から時間が経過している機種は、経過分使用できる期間が短くなってしまいます。
なので安価に購入できる機種は2021年に自動更新が終わったりしてしまいます。更新期限が終わっても使えるとは思いますが、セキュリティや新機能のサポートを考えると、更新期限後に使用するのは現実的ではありません。

なので少なくとも5年くらいは使用できるものがいいなと思い、amazon.comからの購入を含め検討しました。
amazon.comでは日本の価格と比較してかなり安価です。85ドルなんてのもあります。ただ更新期限は2020年6月で目前です。 安価なのは古い機種ばかりで最近の機種は一桁万円台後半のものが多くなってしまいます。予算にすると10万円ですね。
10万円となるとwindows機も範囲にはいってくる価格帯なので、chromebookの範疇を超えるような気もします。Chromebookとはいえども、安価で短期に使い捨てるか、高価なものを長期使うという二極化になっているのかもしれません。

HP Chromebook x360 14

amazon.comの画面で頭を抱えていても仕方がないので、ASUS、Acer、HPなどの日本のホームページをチェックしてみると、 HPが2018年発売のChromebook x360 14 (Core i5 / 8G memory)をキャンペーンでなんと税別55,000円で売っているではないですか。価格を下げすぎだと思います。ドル円換算を間違えたのでしょうか。

更新期限が長いものだとCeleron / 4G memoryでも円換算で5万円を超える時代です。もうこれしかないと思い、HPの戦略にまんまとはまり購入してしまいました。ただ55,000円に消費税10%を加えると、60,500円となり一気に高価格帯に突入したような気もします。

購入後の使用感

Chrome OSについては違和感なく使用できています。もともとテキスト中心なのでWindowsが高スペックすぎたのかもしれません。ブログもChromebookで書くようになりました。
これまでのCD音源が使えなくなるなぁと思っていたら、Google Play Musicというのがあるのですね。ローカルに保存していたので、まったく知りませんでした。
あとはiTunesが使用できればiphone対応も解決できるのですが。CD取り込みやgarminのようなUSB接続が必要な機器を考えると、WindowsなしでChromebookだけというのはまだ厳しそうです。

Chromebook x360 14で気になっている点を羅列しておきます。ただ気になるいうだけで本機種というよりノートPC一般的な話ともいえます。支障はありません。

電源を接続するとキーボードの左下が熱くなる

タッチパッドの左側が熱くなります。ちょうど左手が乗る位置なので違和感を感じます。バッテリーで使用している際には熱くならないので、電源接続せずに使用しています。バッテリーのみで10時間近く使用できています。

SDカードが少しはみ出ている

押して取り外す構造上仕方ないのかもしれませんが、1mmくらいはみ出ています。

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AVD Managerが起動しない

Android StudioがChrome OSを正式にサポートし、またChromebook x360 14は推奨端末だったので喜んでインストールしてみたところ、Android Studioは動くもののAVD Managerが動作しません。そもそもAndroid端末を接続しても認識はすれど転送ができない・・・。
初期設定に問題があるのかもしれないので、ここはまだ研究の余地があります。

使用周辺機器

マウス

持ち運びと静音性を考え、ロジクールのPebbleを使用しています。タッチパッドで十分ですが、タッチパッドが嫌いなのです。 bluetoothマウスでよく聞く接続がとぎれるような問題は発生していません。

フィルム

映り込みが激しい画面でもないですが、映り込みをできるだけ下げるためにPDA工房のアンチグレアのフィルムを貼っています。
スマートフォン程度の大きさのフィルムしか貼ったことがなく、貼っている最中に猫がうろうろしていたのでホコリがはいって難儀しました。数度の貼り直しにも関わらず、折れたりすることなく貼れました。

PCケース

ケースはエレコムのZEROSHOCK(取っ手付き)を使用しています。ただ横に2cm、縦に3cm程度あまるので、ワンサイズ小さいスリムでもはいるかもしれません。旅行用ザックにいれるには大きすぎるので、もう少し小さいサイズのケースを探している最中です。

急速充電器

付属のACアダプターはノートPCの標準的な大きさだと思いますが、やはり持ち運びには大きすぎます。
HP Chromebook x360 14の電源インターフェースはUSB Type-Cなので、他のUSB機器と充電器をまとめるためにUSB-CとUSB-Aポート両方を持つ充電器を購入しました。
RAVPowerとAnkerの同じタイプとどちらにするか悩むところですが、RAVPowerのほうが小さく、また60W出力に対応しているのでRAVPowerにしました。

実際に何W出ているのかは未計測です。元々付属していたACアダプターの出力が45Wで充電時間はあまり変わらないような気もするので、少なくとも45Wは出力していると思われます。